いつも疲れを感じている人へ。日常の疲労感「睡眠負債」の原因も

2022年4月4日

 

 

みなさんは普段どのくらい睡眠時間を確保していますか?

 

ほとんどの一般的な成人の方は一晩に7時間から9時間の睡眠が必要と言われています。普段自分が適切な量の睡眠時間を取っているか振り返った時に、迷わず答えられる人はそう多くはないはず…

 

そして睡眠時間が足りないことから気づかないうちに「睡眠負債」が蓄積していることにも気がついてほしいと思います

 

なかなか気づきにくい「睡眠負債」

 

睡眠に関する調査によると、" 睡眠負債 " とは必要な睡眠量と取っている量との差のことを表します。

 

体が毎晩9時間の睡眠を必要としているのに、6時間しか取っていないなら、3時間の睡眠負債を抱えるということです。

 

睡眠負債は通常お金などで考えられる負債とよく似ており、少しづつ蓄積されていきます。毎日の小さな睡眠負債が気づかないうちに、すぐに積み重なっていく可能性があるということです。

 

多くの人は、睡眠負債を埋め合わせるために週末まとめで寝たり、寝溜めしようとしますが、それが健康に効果があるかはわかっていません…

 

睡眠負債の体へのマイナス

 

加えて、しっかり睡眠を取らないと様々な体へのマイナスがあります。

 

人間は寝ている時に細胞を修復したり回復したりします。それは寝ている間に成長ホルモンが分泌され、新陳代謝を促進するからです。

 

日頃の睡眠がしっかりできていないと、体へのダメージが蓄積され、徐々に健康的な体を蝕んでいきます。

 

睡眠負債によるダメージ

  • 細部が再生しない
  • 免疫力の低下
  • 老化や肥満が促進される

 

睡眠負債を解消するには

 

2016年の睡眠に関する研究によると、わずか60分の睡眠不足から回復するのに最大で4日程度かかる可能性があることが分かっています

 

睡眠負債を埋め合わせるために何ができるのか。

 

毎日決まった時間の睡眠をこ心がける

毎日、週末であったとしても同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることが睡眠には一番と言われています。これによって、睡眠負債を気づかないうちに蓄積してしまうことを避けるのにも役立つ効果があります。

 

適切な量が取れるまで、一晩に15~30分ずつ、徐々に睡眠時間を増やしてみるもの効果的です。

 

昼寝を取り入れる

昼寝は1日の活力を生むのにかなりの効果があり、特に仕事などで前日の睡眠時間が確保できなかって人にもおすすめの行動です。

 

また、昼寝に関しては、15分〜20分程度目を閉じるだけでも効果が実証されています。

 

お昼の休憩時間に、回復するための時間を確保してみるのも健康のために必要な行動かもしれません。忙しい日常を過ごしている方でも、まずは自分自身を大切にしてみてはいかがでしょうか。

 

さらに詳しく睡眠に関するオススメ書籍は以下の通りです。

 

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  • この記事を書いた人

せなお

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