この記事のポイント
- GmailからGoogle Chatへの直接転送が可能になり、チャットの予約投稿機能も搭載
- NotebookLMのデータテーブル機能でPDFから自動でスプレッドシートを生成可能
- GoogleスプレッドシートのAI関数(=AI())でセル内からGeminiに直接質問できる
2026年1月、Google Workspaceに大規模なアップデートが実施されました。企業で働く会社員、教育機関で活躍する先生、そして個人でGoogleサービスを活用するユーザーまで、幅広い層に恩恵をもたらす新機能が多数追加されています。
特に注目すべきは、アプリ間の連携強化とAI機能の拡充です。これにより、作業と作業の間がよりシームレスになり、業務効率が劇的に向上します。

- Gmail、Chat、Meetなど複数のGoogleサービスを活用している方
- 業務効率化を図りたい会社員・ビジネスパーソン
- AIを活用した教育に興味のある学校の先生
- Googleスプレッドシートでデータ分析を行う方
この記事を読めば、2026年1月のGoogle Workspace最新アップデート6選を完全に理解できます。各機能の特徴と実践的な活用方法まで、初心者にもわかりやすく解説していきます。
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GmailとGoogle Chatのシームレス連携

2025年12月から順次ロールアウトされた新機能として、GmailからGoogle Chatへの直接転送が可能になりました。
従来、重要なメールを同僚に共有したい場合は、メールを転送するか内容をコピーしてチャットに貼り付ける必要がありました。しかし、メールは通知に気づきにくいという課題がありました。
メールをチャットに転送できる新機能

ビジネスプランのユーザーがGmailでメールを開くと、従来の転送ボタンの横に「チャットに転送する」という新しいオプションが表示されます。これをクリックするだけで、メールをそのままチャットで共有できます。
受け取った相手はチャットからワンクリックでメールを開けるため、「大事なメールが来ているので確認してください」という連絡がスムーズになります。

利用可能な環境:
- デスクトップ版で先行提供中
- モバイル版は現在限定テスト中
- Education版は今後数ヶ月で提供予定
待望のチャット予約投稿機能

Google Chatにも待望の予約投稿機能が搭載されました。これはユーザーから最も要望の多かった機能の一つです。
送信ボタンの左下にプルダウンメニューが追加され、「朝8時に送信」「お昼の1時に送信」といった時間指定ができるようになりました。予約したメッセージは「下書き」フォルダに保存され、送信前であれば確認や編集も可能です。

緊急ではないけど特定の時間帯に送っておきたい資料がある場合、予約投稿しておくだけで自分がその時間にわざわざ送らなくても仕事が完結します。夜間に作成したメッセージを翌朝の業務開始時間に送信するといった使い方が便利です。
対象プラン
【メールのチャット転送】Business Starter / Standard / Plus、Enterprise Starter / Standard / Plus、Frontline Starter / Standard / Plus、Nonprofits ※Education版は今後数ヶ月で提供予定
【チャット予約投稿】すべてのGoogle Workspaceユーザー、Workspace Individual、個人Googleアカウント
Chrome ブラウザの分割ビュー機能

Google Chromeに分割ビュー(Split View)機能が正式に搭載されました。この機能は2025年11月のアップデートで導入され、現在はChrome 142以降のバージョンで利用可能です。
従来、2つのWebサイトを見比べたい場合は、別々のウィンドウを開いて横に並べる必要がありました。しかし、これではウィンドウ管理が煩雑になり、特に小さな画面では使いにくいという問題がありました。
1つのタブで2画面表示が可能に

分割ビュー機能を使えば、1つのタブ内で2つのサイトを同時に表示できます。開きたいタブを右クリックして「現在のタブで新しい分割表示」を選択するだけで、自動的に2つのタブが1つのタブ内で左右に表示されます。
分割ビューのカスタマイズ:
- 表示比率の調整:中央の分割線をドラッグして左右のサイズを変更
- 左右の入れ替え:ツールバーのSplit Viewアイコンから「Reverse views」を選択
- 分割の解除:「Separate views」で元の2タブに戻す

AIエージェントを片側で動かしながら、もう片側でスプレッドシートのアウトプット結果をリアルタイムで確認できるので、作業効率が大幅に向上します。参考サイトを見ながら文書を作成するといった使い方にも最適です。
分割を解除してタブを元に戻したい場合には「ビューを分離」をクリックすることで、それぞれ独立したタブとして表示されます。

対象プラン
Google Chrome 142以降のバージョンで利用可能(Workspaceプランに関係なく、すべてのユーザーが無料で利用できます)
NotebookLMのデータテーブル機能

NotebookLMの新機能「データテーブル」は、複数のソースから構造化されたテーブルを自動生成できる画期的な機能です。
NotebookLMはGoogleが提供するAI搭載のノートアプリで、ドキュメント、PDF、Webページなどをソースとして読み込み、AIと対話しながら情報を整理できます。
PDFから自動でスプレッドシートを生成

従来、複数のPDFファイルを比較する場合は手動でデータを抽出してスプレッドシートに入力する必要がありました。データテーブル機能を使えば、自然言語で指示するだけでAIが自動的に表を生成してくれます。
例えば、複数の履歴書PDFをNotebookLMに読み込ませて「それぞれの経歴、スキル、希望年収を一覧で表示させてください」と指示すると、AIが即座に比較表を作成します。
作成されたテーブルはGoogleスプレッドシートにエクスポートすることも可能です。
活用シーン:
- 採用活動:複数の履歴書を一覧で比較
- 競合分析:各社の価格やサービス内容を表にまとめる
- 研究:複数の論文から統計データを抽出
- 旅行計画:目的地、ベストシーズン、予算を比較
PDFの資料をもとに、手打ちでデータを入力する作業がかなり効率化されます。Pro/Ultraユーザーは先行利用可能で、今後すべてのユーザーに順次展開予定です。
対象プラン
【先行利用可能】Google AI Pro(NotebookLM Pro)、Google AI Ultra(NotebookLM Ultra)
【今後提供予定】無料ユーザーにも順次展開中
GoogleスプレッドシートのAI関数

GoogleスプレッドシートにAI関数(=AI() または =Gemini())が正式に搭載されました。2025年6月から順次ロールアウトされ、現在は多くのWorkspaceプランで利用可能です。
もしかしたら、だいぶ前から使えるユーザーの方もいるかと思いますが、私自身の環境で普通に使えるようになったのが最近でした…
セル内でGeminiに直接質問できる

セルに半角で「=AI("プロンプト", 対象セル)」と入力するだけで、Geminiが回答を生成してくれます。例えば、スキル一覧のセルを指定して「このスキルを活用できる具体的な実務作業を3つ挙げてください」と質問すると、AIが分析結果を返してくれます。

AI関数でできること:
- テキスト生成:説明文、キャッチコピーの作成
- 要約:長文の要約
- 分類:カテゴリ分け、感情分析
- リアルタイム情報取得:Google検索からの情報取得
AI関数の最大のメリットは、複数セルへの一括適用が可能なことです。1つのセルに関数を入力し、下にコピーするだけで、すべての行に対して同じ処理を実行できます。従来はデータをコピーしてChatGPTに貼り付け、結果をまたスプレッドシートに戻すという作業が必要でしたが、その手間が一気に省けます。
さらに、グラフ作成にもGeminiが搭載されました。グラフの編集画面でGeminiと会話しながら、グラフの種類変更や色の調整が可能です。グラフが苦手な方でも、AIと協力しながら資料を完成させることができます。
対象プラン
【利用可能】Business Standard / Plus、Enterprise Standard / Plus、Gemini Education / Education Premium、Google AI Pro / Ultra
【利用不可】Business Starter、Enterprise Starter、Frontline、Essentials、Workspace Individual
Google Meetの多言語対応

Google Meetに音声翻訳機能(Speech Translation)が搭載されました。この機能は2026年1月27日からベータ版として広く提供開始予定です。
そして少し便利な機能の紹介をしておきます。
すぐにチャットをしている相手とGoogle Meetをつなぎたい!そういった場合には、チャットの画面上でスラッシュを打ち込むことで、すぐさま用意していたコマンドを実行できます。GoogleカレンダーやMeetにつないで、他のアプリを立ち上げることもシームレスに行うことができます。

リアルタイムで音声が翻訳される

Speech Translationは、発話がほぼリアルタイムで翻訳される画期的な機能です。話者に似た声で翻訳が読み上げられ、音声は保存されずAIモデルの学習にも使用されないため、プライバシー面も安心です。

対応言語:
- 現在対応:英語⇔スペイン語
- 近日追加予定:イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語
- 翻訳字幕:80言語以上、4,600ペア以上に対応
字幕機能も大幅に強化されており、会議中に話している言葉がリアルタイムで文字起こしされて画面下部に表示されます。海外のクライアントや同僚とのミーティングで言語の壁を感じていた方には朗報です。
また、画面共有機能も改善され、ステレオ音声の共有やハウリングの軽減が実現しています。ウィンドウや画面全体を共有する際も、より自然な音声で共有できるようになりました。
対象プラン
【音声翻訳機能】Business Plus、Enterprise Plus、Frontline Plus、Google AI Pro / Ultra、Google AI Pro for Education アドオン
【利用不可】Business Starter / Standard、Enterprise Starter / Standard、Frontline Starter / Standard、Essentials
Google ClassroomとAIの連携

2025年9月に発表されたGoogle ClassroomとNotebookLMの連携機能により、教育者はAIを活用したインタラクティブな学習体験を提供できるようになりました。
NotebookLMを授業で活用

教育者は授業の音声録音、スライド、配布プリントなどをNotebookLMに読み込ませ、AIにクイズやフラッシュカード、学習ガイドを自動生成させることができます。そして、作成したノートブックをClassroomの課題として生徒に配布できます。
生徒は読み取り専用でアクセスできるため、元のファイルへのアクセス権を与える必要もありません。2025年12月からは、公開されているノートブックも課題として割り当て可能になりました。
プライバシー保護:
NotebookLMはGoogle Workspace for Educationのコアサービスとして位置づけられています。
- データは人間によるレビューの対象外
- AIモデルの学習には使用されない
- エンタープライズグレードのセキュリティ
欠席した生徒や授業を1回聞いても分からなかった生徒へのフォローが簡単になり、先生は「もう1人の自分の分身」を作ることができます。Canvas by InstructureやPowerSchool Schoology Learningとの連携も可能です。
対象プラン
【NotebookLM連携】Google Workspace for Education(Fundamentals / Standard / Plus)すべてで利用可能
【NotebookLM Plus機能】Gemini Education / Education Premiumアドオンで追加機能が利用可能
まとめ:Google Workspace 2026年1月アップデート

以上、2026年1月のGoogle Workspace最新アップデート6選を紹介しました。
それぞれの機能を活用することで、より作業の効率化やアプリの連携をスムーズに行えるようになったと思います。
| 機能 | 概要 | 対象ユーザー |
|---|---|---|
| Gmail × Chat連携 | メールのチャット転送、予約投稿 | Business / Enterprise / Frontline全プラン |
| Chrome分割ビュー | 1タブで2画面表示 | Chrome 142以降(全ユーザー無料) |
| NotebookLMデータテーブル | PDFからスプレッドシート生成 | Google AI Pro / Ultra |
| スプレッドシートAI関数 | セル内でGemini活用 | Business Standard以上 / Enterprise Standard以上 |
| Google Meet翻訳 | リアルタイム音声翻訳 | Business Plus / Enterprise Plus / Frontline Plus |
| Classroom × AI | NotebookLMとの連携 | Education全プラン(Fundamentals / Standard / Plus) |
今回のアップデートの共通テーマは、アプリ間のシームレス連携とAI機能の拡充です。
- GmailとChatの連携で情報共有がスムーズに
- Chrome分割ビューでマルチタスクが効率化
- NotebookLMとAI関数でデータ処理が自動化
ちなみに、GoogleのVeo 3.1も4Kに対応したという情報もありました。動画生成をされるユーザーの方はぜひチェックしてみてください。
これらの新機能を積極的に活用することで、日々の業務効率を大幅に向上させることができます。ぜひ実際に試してみてください。
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