テキスト生成AI

GPT 5.4の新機能まとめ!コーディング能力をGemini・Claudeとの実力差を比較

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この記事のポイント

  • GPT 5.4はGPT 5.3リリースからわずか2日で登場し、コーディング能力とコンピューターユース機能が大幅に強化
  • 100万トークンのコンテキストウィンドウに対応し、ハルシネーションが33%減少した最新モデル
  • Gemini 3.1 Pro・Claude Opus 4.6との実践比較で、SVG画像・ゲーム制作・レポート生成の実力差を徹底検証

 

2026年3月5日、OpenAIは最新モデル「GPT 5.4」をリリースしました。前モデルのGPT 5.3からわずか2日というスピードでの登場は、AI業界の競争がいかに激化しているかを物語っています。

コーディング能力の大幅向上コンピューターユース(PCの自律操作)100万トークン対応と、今回のアップデートはかなり実用的な進化を遂げています

 

 

  • 最新のAIモデルに興味がある方
  • AIでコーディングやアプリ開発をしたい方
  • GPT 5.4・Gemini・Claudeの違いを知りたい方
  • フロントエンドのUI制作を効率化したい方

 

この記事を読めば、GPT 5.4の新機能からGemini 3.1 Pro・Claude Opus 4.6との実践比較まで完全に理解できます実際にゲームを作ったりレポートを生成したりしながら、各モデルの得意分野を検証していきます。

 

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GPT 5.4とは?注目すべき3つのポイント

GPT 5.4は、OpenAIが2026年3月5日にリリースした最新の大規模言語モデルです。GPT 5.3 Instantがリリースされてからわずか2日後の登場ということで、開発スピードの速さに驚かされます。

 

GPT 5.4の3大アップデート

  1. コーディング能力の大幅向上 - 特にフロントエンドUIの構築が格段に進化
  2. コンピューターユース - PCの自律操作が可能になり、エージェント型AIとして動作
  3. 100万トークンのコンテキストウィンドウ - 大規模なコードやテキストの処理が可能に

 

特に注目すべきは、コーディング能力の向上です。GPT 5.3-codexで培われたフロンティアレベルのコーディング技術が統合され、より実務的なコード生成が可能になりました。

さらに、ハルシネーション(AIが事実と異なる情報を生成すること)がGPT 5.2と比較して33%減少しています。回答の正確性が大幅に改善されたのは、ビジネス利用を考えるユーザーにとって大きなメリットです。

 

GPT 5.4の3つのモデル構成と料金

今回のGPT 5.4は、3つのモデルに分かれてリリースされました。利用するプランによって使えるモデルが異なりますので、確認しておきましょう。

 

モデル名 対象プラン 特徴
GPT 5.4 Thinking Plusプラン以上 推論モード搭載、キャンバスでプレビュー可能
GPT 5.4 Pro Proプラン(月額200ドル) 最高性能、コーディング能力が最も高い
GPT 5.4 従量課金(API) API経由で利用可能

 

注意ポイント

GPT 5.1は2026年3月11日をもってサービス終了となります。現在GPT 5.1を使用しているユーザーの方は、早めにモデルの切り替えを行いましょう。

 

ブラウザ版のChatGPTでは、左上のモデル選択メニューから「Pro 5.4」「Thinking 5.4」をそれぞれ選択できます。キャンバス機能を使ってプレビュー画面を表示させたい場合は、5.4 Thinkingを選択してください。Proモデルではプレビュー画面が利用できないので注意が必要です。

 

コンピューターユース機能とは

GPT 5.4の大きな特徴の1つが「コンピューターユース」です。これは、AIがPC上のキーボードやマウスを操作して、アプリケーションをまたいだ複雑なワークフローを自動実行できる機能です。

 

コンピューターユースとは

コンピューターユースとは、AIがコンピューターの画面を認識し、マウスクリックやキーボード入力を自動的に行う機能です。スプレッドシートの操作やドキュメント作成など、人間と同じようにPCを操作できます。

 

現時点ではブラウザ版のChatGPTではコンピューターユースは利用できません。アプリ版のCodexで利用可能ですので、興味がある方はそちらを試してみてください。

ベンチマークでは、OSWorld(デスクトップタスクの自動操作テスト)で75%のスコアを記録し、人間のパフォーマンス(72.4%)を上回る結果を出しています。

 

テキスト生成の実力|コンサルティング機能を比較

 

まずはテキストのアウトプット能力を検証していきます。ChatGPT GPT 5.4 ThinkingとGemini 3.1 Proに同じプロンプトを投げて比較しました。

 

コンサルティングの質を比較

「YouTuberとして今後継続的にマネタイズしていくための運営戦略を考えてください」というプロンプトで検証しました。

 

  • GPT 5.4 Thinking:資産ビジネスへの展開や挑戦的アイデアなど、幅広い視点から具体的なアドバイスを提示
  • Gemini 3.1 Pro:「情報提供から体験の提供へ」というコンセプトで、SaaS展開やBtoBビジネスモデルを提案

 

どちらもしっかりした回答を返してくれますが、GPT 5.4の方が幅広いアイデアを提示するのが得意で、Gemini 3.1 Proの方がより構造化されたビジネスモデルの提案が得意な印象です。

 

レポート作成の精度を比較

次に、動画の台本データをレポート形式にまとめてもらう検証を行いました。GPT 5.4とClaude Opus 4.6で比較しています。

 

項目 GPT 5.4 Claude Opus 4.6
生成文字数 約4,373文字 同等以上
段落構成 見出し2・見出し3で整理 より洗練されたフォーマット
読みやすさ 長文になりすぎず見やすい 形式が整っており見やすい
ドキュメント出力 Word形式でDL可能 Word形式でDL可能

 

正直なところ、レポート作成に関してはClaude Opus 4.6の方がフォーマットの整い方や読みやすさの面で優れている印象です。テキスト生成やドキュメント作成がメインの用途であれば、Claude Opus 4.6を選ぶのがおすすめです。

 

SVG画像生成テスト|Geminiが圧勝

AIのモデルアップデートのたびに行っているSVG画像の生成テストを、GPT 5.4でも試してみました。

 

ピカチュウのSVG画像で比較

「ピカチュウのSVG画像を生成して」というプロンプトで生成した結果は以下の通りです。

 

  • GPT 5.4:プレビュー画像は表示されず、ダウンロードして確認するとクオリティがかなり低い結果に
  • Gemini 3.1 Pro:プレビュー画面が開き、実用レベルで使える高品質な画像を生成

 

SVG画像の生成に関しては、現段階ではGemini 3.1 Proが圧倒的に優れています。SVGでイラストやアイコンを作りたい場合は、Gemini 3.1 Proを使いましょう。

 

ゲーム制作で検証|GPT 5.4のコーディング能力

 

ここからがGPT 5.4の真骨頂です。「スーパーマリオのようなゲームを作ってください」というプロンプトで、3つのモデルのコーディング能力を比較しました。

 

GPT 5.4 Thinkingの結果

 

キャンバスを開いた状態でプロンプトを投げると、しっかりゲームを生成してくれました。生成にはかなり時間がかかりますが、完成したゲームの特徴は以下の通りです。

 

  • アニメーションがしっかりついている
  • コインの収集要素がある
  • 床から落ちるとゲームオーバーになる仕組み
  • 従来のGPTで作れたゲームと比べてクオリティが格段に向上

 

ただし、ジャンプの高さが足りずに上に登れないなど、細かいバグは残っています。

 

Claude Opus 4.6の結果

 

Claude Opus 4.6でも同じプロンプトでゲームを生成しました。さすがOpus 4.6というクオリティのゲーム画面ではありましたが、キャラクターと画面が同時にずれていくなど、ブラウザ版のプレビューではゲームとしてはイマイチな結果に。

ただし、Claude CodeやCursorなどの開発環境でOpus 4.6のモデルを使えば、また違った結果が得られる可能性があります。

 

Gemini 3.1 Proの結果

 

Gemini 3.1 Proのゲームは、3つの中で最もスーパーマリオの2Dゲームに近い仕上がりでした。

 

  • 敵キャラクターに当たるとダメージを受ける設定
  • 半透明の繰り返し処理で無敵時間が発動
  • ゴール設定まで実装されている

 

ゲームロジックの精度ではGemini 3.1 Proが一歩リードしている印象です。

 

GPT 5.4 Proでさらに高品質なゲームを生成

同じプロンプトをGPT 5.4 Proモデルで実行してみたところ、さらに高品質なゲームが生成されました。

 

  • HTML形式でダウンロード可能
  • 音声(サウンドエフェクト)が自動で付与
  • 敵にダメージを受けるとスタート地点に戻る仕組み
  • 12個のアイテムを取るとゴールできるゲーム設計

 

GPT 5.4 Proは、Thinkingモデルと比較してもコーディング能力が格段に高いです。Proプランに加入しているユーザーの方は、ぜひProモデルでのコーディングも試してみてください。

 

ブロスタ風3Dゲームの作成|フロントエンドUIの進化

 

GPT 5.4の最大のアップデートを感じたのが、フロントエンドUIの構築能力です。最後に、ブロスタ風の3Dアクションゲームを作成してみました。

 

今回はCursorに搭載されたGPT 5.4モデルを使用して、「ブロスタ風の3Dアクションゲームを作成してください」というプロンプトで生成しました。

 

実際に指示出したプロンプトはこちら

 command

以下の仕様でブロスタ風の3Dアクションゲームを作成してください。

【技術構成】

- Three.js(r128):3Dレンダリング(WebGL)

- React(CDN):UIコンポーネント管理(HPバー・スコア・ゲージ等)

- Cannon.js(CDN):物理演算(衝突判定)

- 外部画像・音声ファイルは一切使用しない

【ゲーム概要】

- ジャンル:見下ろし型3Dバトルアクション(ブロスタ風)

- カメラ:斜め上45度の固定視点、プレイヤーを追従

- 画面サイズ:縦長スマホ比率(360×640px)、レスポンシブ対応

【ステージ】

- 3Dのタイルベースのフィールド(壁・障害物あり)

- 縦方向に進むステージ構成(スクロールではなくカメラが追従)

- 地面・壁はThree.jsのBoxGeometryで構築、シャドウ表現あり

- 環境光+ポイントライトで立体感を演出

【プレイヤーキャラクター】

- Three.jsのGeometry(Capsule風にCylinder+Sphereを組み合わせ)で3Dキャラクターを表現

- 移動:画面左のバーチャルジョイスティック(タッチ・マウス対応)

- 攻撃:画面右の攻撃ボタン(近距離は斬撃エフェクト、遠距離は弾丸オブジェクト)

- 必殺技:ゲージが満タンで発動、範囲攻撃エフェクト付き

- ステータス:HP・攻撃力・移動速度、被弾時にノックバックあり

【敵キャラクター】

- 3種類の雑魚敵(Three.jsで色・形を変えて差別化)

・近接タイプ:プレイヤーに直進、攻撃モーションあり

・遠距離タイプ:一定距離を保ちながら弾を発射

・突進タイプ:溜めてから高速で突っ込む、壁に当たると止まる

- ボスキャラクター:3ウェーブ後に登場、大きめのGeometry、HPバー表示

- 敵はNavMesh簡易実装で障害物を避けながらプレイヤーを追跡

【エフェクト】

- 攻撃ヒット時:パーティクル爆発(Three.jsのPoints)

- ダメージ数値:3DスプライトでポップアップしてY方向に浮かぶ

- 必殺技発動時:画面全体フラッシュ+衝撃波の波紋エフェクト

- 敵撃破時:破片が飛び散るパーティクル

【UI(Reactコンポーネント)】

- プレイヤーHPバー(上部)

- スコア・ステージ数表示

- 必殺技ゲージ(下部)

- ボスHPバー(ボス出現時のみ上部に表示)

- ゲームオーバー・クリア画面

【ゲーム進行】

- 3ウェーブ制(各ウェーブで敵の数・強さが増加)

- ウェーブクリアでHP回復アイテムがドロップ

- ボスを倒したらステージクリア、次のステージへ

バグなく一発で動く完全なコードを生成してください。

60FPSで安定動作するよう最適化し、モバイルタッチとPCマウス両対応にしてください。

 

生成されたゲームの特徴

  • HTML形式で軽快に動作する3Dアニメーション
  • 敵を倒してアイテムを取得するゲームシステム
  • ポイント管理の処理がしっかり実装されている
  • ボス戦まで用意された本格的なゲーム構成
  • 重い処理なく、スムーズに動作

 

ほぼノータッチで、プロンプトを投げるだけでここまでのクオリティのゲームが作れるのは驚きです。GPT 5.4は自律型のコーディングを最初から最後まで自動で行い、ほぼやり取りなしでゲームを完成させてくれました。

 

 

最後に、用途別のおすすめモデルをまとめます。

 

step
1
フロントエンドUI・おしゃれなデザインを重視したい

GPT 5.4がおすすめです。見た目のクオリティ、アニメーション、デザインの自然さにおいて、他のモデルより一歩先を行っています。特にProモデルでのコーディングは、音声付きのゲームまで自動生成できるレベルです。

 

step
2
バックエンド開発・本格的なコーディングをしたい

Claude Opus 4.6がおすすめです。SWE-bench Verifiedで80.8%のスコアを記録しており、プロダクションレベルのコーディングでは現時点で最高性能です。Claude CodeやCursorと組み合わせて使うとさらに効果的です。

 

step
3
SVG画像生成・推論タスクをメインに使いたい

Gemini 3.1 Proがおすすめです。SVG画像は実用レベルのクオリティで生成でき、抽象的な推論能力のベンチマークでもトップスコアを記録しています。

 

まとめ|GPT 5.4はフロントエンド特化で使うべし

 

GPT 5.4は、OpenAIがコーディング能力とコンピューターユースに本気で取り組んだモデルです。

 

正直なところ、コーディング全般ではClaude Opus 4.6の方が上だと思っていました。しかし、フロントエンドのUI構築においてはGPT 5.4がかなりおしゃれで自然なデザインを作ってくれるので、見た目重視のプロジェクトには最適です。

3大AIモデルの得意分野まとめ

  • GPT 5.4:フロントエンドUI、コンピューターユース、ナレッジワークに強い
  • Gemini 3.1 Pro:SVG画像生成、推論タスク、コストパフォーマンスに強い
  • Claude Opus 4.6:本格的なコーディング、テキスト生成、レポート作成に強い

 

2026年3月現在、AI業界はかつてないほど競争が激化しています。それぞれのモデルの強みを理解して、目的に合ったモデルを選ぶことが大切です

GPT 5.4のフロントエンドUI構築能力は本当に驚きのレベルなので、ぜひ一度試してみてください。

 

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  • この記事を書いた人

せなお

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