こんにちは、ルーティンラボ管理人のせなお（@rutinelabo）です！
今回は、先日OpenAIが発表した、動画生成 AI「Sora」について、解説していきます。
今回紹介していく動画生成 AI「Sora」は、従来 あった動画 再生 AI に比べて、圧倒的なクオリティで動画を作り出すことができることで SNS でもかなり 話題になっています。
一般的にはまだ解放されていませんが、今回は 動画 生成 AI「Sora」を公式サイトを元に徹底解説していこうかと思います。日頃から動画生成 AI を使う方やクリエイティブな活動に興味がある方なんかは必見です。
この記事はこんな内容
OpenAIの新しい動画生成AI「Sora」の紹介
「Sora」と他の動画生成AIとの比較
今後の「Sora」の応用可能性について
この記事を書いた人
＼ 今回の内容を動画で見たい方は以下を参考にしてね！！ ／
OpenAIが発表した「Sora」とは？
2024年2月15日にOpenAIは動画生成AI「Sora」の「Text-To-Video」のモデルを公開しました！SNSでもすごく話題担っている理由としては、
この「Sora」は、最長1分まで長時間の動画を圧倒的なクオリティで生成できることにあります。
これまでの動画生成AIは、およそ4秒〜10秒程度のものでしたが、1分程度の生成ができる上にクオリティも「Sora」上回っており、他の動画生成を圧倒しています。
動画生成 AI「Sora」の特徴
- 高品質な動画生成： 「Sora」は、テキストからリアルで複雑な動画を生成することができます。
- 革新的なAI技術： 従来の動画生成AIと比較して、より長く、より詳細なシナリオを表現可能です。
- 多様な応用可能性： 映画、アニメーション、広告など、様々な分野での活用が考えられます。
この記事では、「Sora」の機能や他の動画生成AIとの比較、そしてその応用例について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
動画制作の未来を切り開く「Sora」の魅力を、一緒に探っていきましょう！
「Sora」の特徴とクオリティ
OpenAIによると、「Sora」は複数のキャラクター、特定の動き、そして対象物と背景の細かい詳細を含めた複雑な場面を作り出す能力を持っており、それによって実際のものと見分けがつかない動画を作成することができます。
AI技術の進化は目覚ましく、その中でも特に注目されているのが動画生成AIの分野です。今話題になっているように、OpenAIが開発した「Sora」は、この分野における最新の進歩を象徴するツールになることは間違い無いでしょう！
以下の動画は実際にOpenAIの公式ホームページにて公開されている「Sora」が生成した動画になります。プロンプトと動画を是非確認してみてください。
Prompt：A cartoon kangaroo disco dances.
上の図のような画像のように、簡単なプロンプトでさえハイクオリティな動画の生成が可能です。
「Sora」の特徴です。これを使うことで非常にリアルな動画から 3 d アニメーションまでハイクオリティの動画が生成可能となります。
「Sora」と他の動画生成AIとの比較
本ブログでも動画生成AI「Gen-2」や「PIKA」などを今まで紹介してきました。
今回OpenAIが発表した「Sora」がどれほどすごいのか、比べてクオリティの差を見比べてみようかと思います。
今回は、OpenAI 公式サイト「Sora」のページにて紹介されている、「3Dアニメーションのキャラクター動画」を他の動画生成AI「Gen-2」「PIKA」で同じプロンプトを使って見比べてみようと思います。
生成されたプロンプトはこちら
Animated scene features a close-up of a short fluffy monster kneeling beside a melting red candle. The art style is 3D and realistic, with a focus on lighting and texture. The mood of the painting is one of wonder and curiosity, as the monster gazes at the flame with wide eyes and open mouth. Its pose and expression convey a sense of innocence and playfulness, as if it is exploring the world around it for the first time. The use of warm colors and dramatic lighting further enhances the cozy atmosphere of the image.
「Sora」で生成した場合
「Gen-2」で生成した場合
「PIKA」で生成した場合
以上のように 従来の動画生成 AI と比べても圧倒的なクオリティで動画を作り出すことができます。超高品質な動画生成に加え、最長1分の動画を生成できるという点でも、他を圧倒しています。
「Sora」ができることとその機能について
それでは、さらに詳しく「Sora」の機能について紹介していこうと思います。
「Sora」では、テキストから動画の生成だけではなく、公式サイトより他にも様々な機能が紹介されているので、それぞれの機能についてチェックして行きます。
「Text-To-Video」での動画生成
こちらの機能は、先ほど紹介したようにテキストからプロンプトを読み取り動画を生成する機能になります。
「Sora」では、ループするビデオの作成や静止画像のアニメーション化、ビデオの前後方向への拡張などが可能です。
Open AIが動画生成 テキストからビデオへの変換モデル「Sora 」を出したみたい🤔
Sora は、詳細なシーン、複雑なカメラの動き、鮮やかな感情を持つ複数のキャラクターの生成、最大 60 秒のビデオを作成が可能との事✨
— せなお@ITスキルとAIでライフハック (@rutinelabo) February 16, 2024
「Image-to-Video」「Video-to-Video」での動画生成
他の動画生成AI画像にも、搭載されている「Image-to-Video」「Video-to-Video」の機能も「Sora」では利用可能のようです。
以下の図では、「DALL-E3」で生成された画像に基づいて生成されたビデオの例が公式サイトでも紹介されています。
「DALL-E3」で生成された画像をアニメーション化
動画の編集
「Sora」では、アップロードした動画の時間を前後に延長するなどの動画編集も可能とのことです。以下の動画はそう実際に「緑豊かなジャングル」という条件を加えて動画編集したものになります。
「Sora」で、生成されたビデオのスタイルや環境、動画の空間を認識していることが分かります。
デジタル世界をシミュレート
「Sora」は人工的な空間の生成もできることが公式サイトで紹介されています。
一例として世界的に人気なビデオゲーム「マインクラフト」の世界観を作り出すことも可能。
まとめ：OpenAIが発表した「Sora」の生成精度がすごい！
以上、OpenAIが開発した動画生成AI「Sora」の紹介でした！
紹介した通り、動画生成のクオリティの高さから、まだ一般公開されてないものの、 SNS で爆発的に話題になっている理由が理解できるかと思います。
テキストから動画への変換能力や動画編集機能、ハイクオリティな生成精度により、今後の動画制作の分野に大きく影響をもたらしてくることは間違いないかと思います。
AI技術を活用した動画制作に関心がある方は、この機会に「Sora」に関連するAIの情報を得て、あなたのプロジェクトやクリエイティブな活動に生かしてみてはいかがでしょうか！
本ブログ「ルーティンラボ」では、AI技術やクリエイティブツールに関するさまざまな情報を発信しています。今回の「Sora」に関するAIの情報も多数取り揃えていますので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください！
