こんにちは、ルーティンラボ管理人のせなお(@rutinelabo)です!
今回の記事では、『Runway Gen-3』の特徴と概要、具体的な手順、そして効果的なプロンプトの作成方法と注意点について詳しく紹介します。
この記事はこんな内容
- Runway Gen-3の特徴と基本的な使用方法を詳しく解説
- 実際の生成例と応用テクニックを紹介
- 料金プランの説明と効果的な活用方法
この記事を読むことで、あなたも最新の動画生成IAについて理解でき、簡単に高品質な動画を手軽に生成できるようになります。
この記事を読むことで、高品質な動画をAIで簡単に作成する方法を学び、クリエイティブな表現の幅を大きく広げることができます。
こんな人におすすめ
- AI技術を活用して動画生成したい人
- 動画生成AIを初めて使う初心者
- 高品質な動画を手軽に作成したい個人やビジネスの経営者
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Runway Gen-3とは
Runway Gen-3 Alphaは、Runway社が開発した最新のAI動画生成ツールで2024年7月2日に最新リリースされました。
動画生成AIとしては、以前からトップレベルの生成レベルでしたが、OpenAIのSoraやLuma AIのDreameMachineなどの登場で、一時期runwayの生成精度を上回るものも登場しました。
Runway Gen-3 Alphaの登場で、テキストプロンプトから高品質な動画を生成できることで、クリエイティブ業界に革命をもたらし、改めて注目が集まっている動画生成AIツールとなっています。
しかも、従来のAI動画生成ツールと比較して、生成速度が速く、出力される動画のクオリティも非常に高いのが特徴です。5秒の動画なら約60秒、10秒の動画でも約90秒で720pの高品質な動画を生成できます。
実際に生成してみた動画がこちら
基本的な使用方法
それでは、最新リリースされた「Gen-3 Alpha」にて、動画生成を行っていきます。
そして、超リアルな動画を生成するステップは以下の5ステップになります。
「Gen-3」で動画生成のステップ
- Runwayの公式サイトにアクセスする
- 「Gen-3 Alpha」の生成画面に移動する
- テキストプロンプトを入力
- 動画生成の長さ選択と生成
- 動画の確認をする
step
1Runwayの公式サイトにアクセスする
まずはRunwayの公式サイトにアクセスしていきます。以下のリンクより移動していきましょう。
step
2生成画面に移動する
次に「Gen-3 Alpha」の生成画面に移動していきます。ログイン作業が完了したら、トップページに表示されている「Get Started」をタップして、生成画面に移動していきます。
step
3テキストプロンプトを入力
今回の「Gen-3 Alpha」では、動画生成をする際にはプロンプトの入力のみとなっています。
そのため最大プロンプトは500文字まで入力することができるので、より細かい指示をプロンプトで表現するようにしておきましょう。
A woman looks at the scenery from inside a train. Outside, the Tokyo cityscape spreads out before her as the sun sets and the sky turns into night.
今回の「Gen-3 Alpha」の唯一のデメリットとしては、画像や動画のアップロードができないため、ベースとなるものを指定することができません。そのため動画の見た目はガチャ要素が結構含まれています。
step
4動画生成の長さ選択と生成
プロンプトが入力できたら、最後に生成する動画の長さを指定していきます。動画の長さは5秒から最大10秒まで選択することができます。
step
1動画の確認をする
最後に生成できた動画を確認してみましょう。
今回は以下のようなプロンプトで生成をしてみました。
女性が電車の中から景色を眺めている。外には日が沈み夜空に変わる東京の街並みが広がっている。
見たら従来の「Gen-2」の動画のクオリティとは別物なのがわかるかと思います。
お好みで動画のダウンロードも簡単に行えます。
そして今回のGen-3では、プロンプトのみとなっているためより細かくプロンプトを入力することが動画生成のポイントとなるので、参考にしてみてください。
Gen-3の生成ポイントと注意点
今回リリースされた「Gen-3 Alpha」の特筆すべき点は、そのプロンプト対応力です。
動画生成する際には、プロンプトのみの入力となるため、ハイクオリティな動画を生成しようと思うとより細かくプロンプトで指示する必要があります。
動画生成AI「Dreame Machine」のEnhance Promptのような機能は搭載されていない模様…
ハイクオリティ動画生成のコツ
AIに優れた動画を生成させるには、プロンプトに以下の要素を詳細に盛り込むことが重要です。それぞれの要素について、具体例と共に見ていきましょう。
- 被写体の詳細
- シーンの設定
- 照明
- カメラワーク
- 動き
- 被写体のアクション
- カメラのアクション
- 速度
- トランジション
このように、プロンプト作成の際に「視覚的描写とカメラワークの分離」するのがおすすめです。
この手法を用いたプロンプトの具体例はこちら
視覚的描写: 夕暮れ時の静かな海辺。オレンジ色に染まった空の下、波打ち際には流木が点在している。赤毛の少女(8歳くらい)が青いワンピース姿で波打ち際に立っている。少女の髪は海風でなびいている。」
カメラの動き:低角度から始まり、ゆっくりとしたドリーショットで少女に近づく。その後、クレーンアップしながら少女の周りを360度回転。冒頭はスローモーションで、少女が流木を拾って投げる瞬間に通常速度に戻る。最後に、カメラが上昇し、夕暮れの空から星空へとフェードインしながらトランジションする。
このように詳細なプロンプトを使用することで、AIはより具体的なイメージに基づいた魅力的な動画を生成します。プロンプトの詳細度が高ければ高いほど、生成される動画の質も向上していきます。
あとは日本語で記述したものをGoogle 翻訳などに通して英語に変換してみてください。
失敗しやすい動画生成の方法について
逆に失敗しやすかったり、あまりクオリティの高くない動画を生成しやすい方法も存在します。
具体的には、
シンプルすぎるプロンプトを動画を生成してしまうと、被写体の乱れやキャラクターの一貫性を保つことが難しくなってしまいます。
実際にシンプルなプロンプトで、生成してみたものが以下の動画になっています。
Dog running around in the yard
Gen-3からは、プロンプトでの入力がかなり重要視されているので、より的確なプロンプトの指示により、イメージ通りの動画が生成しやすくなります。
料金プランと活用のアドバイス
最後にRunway Gen-3の料金プランについての紹介をしていきます。
- スタンダードプラン: 月額15$で、650クレジット
- プロプラン: 月額35$で、月2250クレジット
- アンリミテッドプラン:月額95$で、 無制限に動画生成が可能
Gen-3での、動画生成には50-100クレジット必要になってきます。
そのため、スタンダードプランでは、1ヶ月に数個程度しか動画を生成することができません。
これを機にGen-3での、動画生成を試したい方は月額のプロプラン(約5,000円)がおすすめです。十分な数の動画を生成でき、コストパフォーマンスも良好です。
まとめ:Soraを超えた?動画生成 AI 「runway Gen-3」
以上、リリースされてからSNSで話題沸騰中の動画 生成 AI「Runway Gen-3」の紹介でした。
あのOpenAIのSoraを超えたとも言われているクオリティの高さにかなりの注目が集まっています。AI コンテンツの需要は今後も高まってくるので、これを機に生成AIを使い慣れておくのが重要なポイントになってくるかと思います。
「Runway Gen-3」をはじめとする 動画 生成 AIに関する記事は他にもありますので、以下のリンクから参考記事をご覧ください。
また、本ブログ「ルーティンラボ」では、他の記事で様々なAIやI Tに関するツールについて紹介しており。
他にもITスキルを高めてキャリアアップや副業の役立つ情報の発信もしています。ぜひチェックしてみてください。
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