バイブコーディング・Claude Code

GPT-6 Astraの使い方|3Dを組み合わせて動くWebページを作る

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この記事でわかること

  • AIだけで作ったページが平面的になる理由
  • 3D生成AIと組み合わせる具体的な手順
  • 3Dモデルにかかる実際のコスト
  • 指示に必ず入れておきたい4項目

 

「僕が実際に3D生成AIを足してみたら、150円ぶんのモデルでページの見え方が変わりました」

 

GPT-6 Astraが出てから、Xでは動くWebページの作例が次々に流れてきます。ただ、同じように頼んでみても、なんとなく平面的なページしか出てこない。その差がどこにあるのかを確かめたくて、3D生成AIと組み合わせてサイトを3本作ってみました。

 

こんにちは、ルーティンラボ(@rutinelabo)です。本記事では、GPT-6 Astraと3D生成AI「Tripo」を組み合わせて、スクロールに合わせて3Dが動くWebページを作る手順をまとめます。APIキーの取り方から、実際にかかったクレジット、うまくいかなかった指示まで、実際に手を動かした範囲でお伝えします。

 

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結論|差はAIの性能ではなく、渡す素材のほうにあった

GPT-6 AstraとTripoで作った温泉旅館のWebページ。3Dの行灯が配置されている画面

 

先に結論からお伝えします。GPT-6 Astra単体でも、以前の生成AIとは比べものにならないくらいきれいなページは出てきます。ただ、それだけだとどうしても平面的な仕上がりになりました。

 

そこに3Dモデルを用意して渡したところ、スクロールに合わせてオブジェクトが現れる、奥行きのあるページになりました。変えたのはAIではなく、AIに渡す素材のほうです。しかもこの構成は、HTMLファイル1枚のまま動いています。

 

やっていることを整理すると、工程は2つだけです。まず3D生成AIでモデルを作り、次にそのモデルを読み込むページをGPT-6 Astraに書かせます。特別な開発環境は要りませんし、3Dの知識も要りません。

 

Astra自体の性格や、指示を出すときの基本的なコツについては、GPT-6 Astraの特徴5つで先にまとめています。あわせて読んでいただくと、今回の指示の組み立て方が分かりやすいと思います。

 

GPT-6 Astraの特徴5つ|公式ガイドと1週間の実測でわかったコツ

続きを見る

 

Astra単体だとペタッとする|同じAIでも仕上がりが分かれた

GPT-6 Astra単体で作った平面的なWebページ。カードが並ぶ白基調の構成

 

まず、GPT-6 Astraだけでページを作らせてみました。出てきたものは、配色も余白も整っていて、文章の運びも自然です。ここまでは十分に実用的でした。

 

ただ、見ていくうちに物足りなさが出てきます。奥行きやおしゃれ感があまり感じられないのです。フィットネスジムのページも作らせてみましたが、素材感のある落ち着いた作りで、静的なページとしては十分なものの、見ている人を引き込む力までは出ていませんでした。

 

この「あと一歩」を埋めるために使ったのが、3D生成AIです。

 

3Dが動くWebページを3本つくった|旅館・ジム・デスク周り

3Dのダンベルが大きく表示されたフィットネスジムのWebページ

 

実際に作ったのは3本です。どれもスクロールに合わせて3Dモデルが現れる構成にしました。

 

サイト 出てくる3Dモデル 見どころ
温泉旅館 行灯・桶・鉄瓶 下にスクロールすると奥から現れる
フィットネスジム ダンベル・ケトルベル・シューズ 道具が次々に入れ替わる
ルーティンラボ キーボード・ヘッドホン・ランプ デスク周りのアイテムが一覧で並ぶ

 

ルーティンラボのWebページ。キーボードやランプなどデスク周りの3Dアイテムが並ぶ

 

ジムのサイトは、ダンベルが出てきたあとにケトルベル、ランニングシューズ、水分補給のボトルとタオルが続いて表示されます。これで15分程度の作業です。もう少し作り込めば、さらに見栄えはよくなると思います。

 

3本目は僕自身が運営しているルーティンラボのページです。キーボードやヘッドホン、ランプといったデスク周りのアイテムが並びます。これがワンショットで出てくるのは、かなり魅力的でした。

 

3本とも共通しているのは、スクロールの位置と3Dの動きが結びついていることです。ページを下に送るとオブジェクトが回りながら現れ、戻すと巻き戻ります。時間で勝手に動くアニメーションとは見え方が違っていて、こちらのほうが「触っている感じ」が出ます。

 

ここまで来ると、あとはアニメーションを滑らかにしたり、写真を差し込んだりする調整の話になります。土台は1回の指示で出てくるので、作り込みに時間を使えるのがこのやり方の利点だと思います。

 

なぜthree.jsを指定すると変わるのか

three.jsで作られた3Dの作例が表示されている比較サイトの画面

 

指示を出すときに効いたのがthree.jsというライブラリ名を明示することでした。3Dの奥行きを扱うときの定番で、これを使う前提で書いてもらうと、ページの構成そのものが変わります。

 

three.jsは3Dのゲームを作るときにも使われる技術です。つまり3Dモデルを読み込んで動かすことが前提の仕組みなので、Tripoで作ったモデルとの相性がそもそもいい、ということになります。

 

逆に、このライブラリ名を出さずに「おしゃれなサイトを作って」とだけ伝えると、CSSだけで表現しようとして平面的な仕上がりに戻ってしまいました。使ってよい道具を先に渡しておく、というのが指示のコツです。

 

TripoのAPIキーを取る3ステップ

Tripoのホーム画面。上部にナビゲーションが並んだログイン後の状態

 

3Dモデルの生成に使ったのはTripoです。僕のチャンネルでも何度か紹介していますが、最近スーパーメッシュ2.0という機能が追加され、細部まで表現できるようになりました。

 

APIキーを取得すると、ブラウザだけでなくCodexやClaude Codeからも3Dモデルを生成できるようになります。手順は3つです。

 

step
1
Tripoのホーム画面を開く

Tripoの画面右上にあるAPIの項目を開こうとしているところ

 

ログインした状態でホーム画面を表示します。

 

step
2
右上の「API」をクリックする

TripoのAPI Keysページ。発行済みのキーが一覧で表示されている画面

 

画面の右上にAPIという項目があるので、そこを開きます。

 

step
3
アカウント項目からキーを発行する

 

アカウントの項目からAPIキーを発行します。キーは発行時に一度しか表示されないので、その場で控えておいてください。導入自体は、AIエージェントと相談しながら進めれば問題なく通せます。

 

3D生成の得意と不得意|桶は得意、食べ物は苦手だった

Tripoで生成した3Dモデルの比較。桶や行灯と魚料理を並べた一覧

 

旅館のサイト用に、料理・桶・明かりの3種類を作らせてみて気づいたことがあります。3D生成には、はっきりと向き不向きがあります。

 

題材 仕上がり 対応
桶・行灯・道具類 輪郭が出て可愛らしく仕上がる そのまま3Dで使える
魚料理などの食べ物 どうしても平面的になる 3Dをやめて画像で見せる

 

形がはっきりしているものは得意です。一方で食べ物はうまくいきませんでした。料理だけは3Dにこだわらず、画像で表示したほうが自然にまとまります。道具類と料理で扱いを分ける、という割り切りが要ります。

 

この向き不向きは、Webページに限った話ではありません。ゲーム素材として3Dを量産したときにも同じ傾向が出ていました。素材づくりの工程をまとめて知りたい方は、3D生成AIでゲーム素材を全部作るも参考になると思います。

 

【2026年最新】3D生成AIでゲーム素材を全部作る|Unityで動くまでの全工程(Triverse AI)

続きを見る

 

実測コスト|3Dモデル5個で約150円

Tripoのクレジット追加画面。50ドル・100ドル・250ドルの選択肢が並ぶモーダル

 

気になるコストです。僕のアカウントで実際にチャージして確かめました。

 

項目 実測値
3Dモデル1個あたり 20クレジット
10ドルのチャージで付与 1,000クレジット
1,000クレジットで作れる数 50個
5個ぶんの目安 約150円

 

チャージは最低1ドルから可能で、10ドル・50ドル・100ドルといった単位が用意されています。5個で150円ほどなら、試しながら作るぶんには十分に現実的な水準だと思います。

 

ここで一点、つまずきやすいところがあります。ブラウザ版で使えるクレジットと、API用のクレジットは別枠です。ブラウザ側に残高があっても、APIから叩くときには使えません。API側にあらためてチャージする必要があります。

 

僕も最初はここを取り違えて、残高があるのにリクエストが通らずに止まりました。CodexやClaude Codeから使う予定なら、API側の残高を先に確認しておくと余計な手戻りがなくなります。

 

うまくいかなかった指示と、必ず入れる4項目

実際に使ったプロンプトの全文。単一HTMLやthree.jsなど共通条件が並ぶ資料画面

 

ここが今回いちばんお伝えしたいところです。同じAIでも、指示の出し方で仕上がりが大きく変わりました。

 

まずうまくいかなかった指示から挙げます。

 

  • 「スクロールで動くおしゃれなサイトを作って」とざっくり伝える
  • 3Dモデルを用意せず、AIに直接ベタ書きで作らせる
  • 音を付けさせる(雑音になりやすい)

 

ざっくりした指示や、3Dをその場で書かせるやり方だと、安っぽい仕上がりになりました。だからこそ、モデルの生成は別のAIに任せています。音についても付けられはしますが、うるさくなりがちだったのでおすすめしません。

 

逆に、毎回入れておいたほうがいい項目は次の4つです。

 

  • 出力はHTMLファイル1つだけで動くようにする
  • three.jsは使ってよい(使えるライブラリを明示する)
  • 音声ファイルの読み込みは禁止
  • AI自身にチェックさせ、自己申告させる

 

とくに効いたのはthree.jsを指定することです。奥行きのある表現を入れたいときは、これを明示するだけで構成の質が変わりました。three.jsは3Dのゲームなども作れる技術なので、3Dモデルとの相性がそもそもいいのだと思います。

 

最後の「自己チェック」も効きます。作ったあとに自分で確認していない項目には印を付けさせるようにしておくと、どこが未検証のまま出てきたのかが分かります。全部に合格印が並ぶより、正直に×が付いてくるほうが直しやすいです。

 

この4項目は、毎回コピーして先頭に貼るだけで使えます。題材が旅館でもジムでも中身は変えていません。変えるのはテーマの説明だけで、共通条件は固定したままにしています。

 

まとめ

GPT-6 AstraとTripoで作った、スクロールで3Dが動くWebページ

 

GPT-6 Astraで動くWebページを作るときの要点をまとめます。

 

  • Astra単体でもきれいだが平面的になりやすい
  • 3Dモデルを別のAIで用意して渡すと奥行きが出る
  • 3Dは道具類が得意、食べ物は画像で見せたほうがいい
  • モデルは1個20クレジット、5個で約150円
  • 指示にはHTML1枚・three.js・音声禁止・自己チェックを入れる

 

作り方さえ分かっていれば、そこまで難しい工程はありません。3Dモデルを別で用意するというひと手間だけで、出てくるページの質が変わります。

 

僕自身もこのページをもう少し作り込んで、ルーティンラボの本格的なサイトにしていく予定です。まずは手持ちのテーマで1本、スクロールで動くページを作ってみてください。150円ぶんの3Dモデルがあれば、雰囲気はつかめると思います。

 

  • この記事を書いた人

せなお

RutineLaboの管理人:せなお。 AIやITに関する情報発信中。ブログでは最高月間1.8万PVを達成 | YouTubeチャンネル収益化 | 総フォロワー数12,000人以上。 副業からスタート、合同会社Routinelaboを運営中

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